お茶の水女子大学 発達心理学研究室
(上原研究室)
研究紹介
上原泉先生
新学術領域研究「時間生成学—時を生み出すこころの仕組み—」計画研究 D01班「時間の獲得の個体発生と系統発生」
(2018年度~2022年度、分担者)
*新学術領域研究(領域代表:北澤茂先生)期間中の主要な成果内容はこちら
近年の主要な業績
<論文(1998年以降)>
Uehara, I., & Ikegaya, Y. (2024). The meaning of boredom: Properly managing childhood boredom could lead to more fulfilling lives. EMBO reports. doi: 10.1038/s44319-024-00155-0. Online ahead of print. https://www.embopress.org/doi/full/10.1038/s44319-024-00155-0
加藤正晴・土居裕和・孟憲巍・村上太郎・梶川祥世・大谷多加志・上原泉・箕浦有希.(2024). Baby’s Online Live Database によるオンライン縦断研究.心理学評論, 67(1), 95-108.
上原 泉 (2023). 幼児期から思春期の自伝的語りの変遷過程と経験の捉え方. 臨床神経科学, 41(8), 1079-1082.(依頼論文)
浅原正幸・川﨑采香・上原 泉・ 酒井 裕・須藤百香・谷口 巴・小林一郎・越智綾子・鈴木彩香 (2023). 「過去」「未来」を主題とする作文の分析. 計量国語学, 34. (2023年6月掲載予定) (査読付き)
小澤怜奈・上原 泉・甲田宗良 (2022). 大学生におけるセルフ・コンパッションに影響する運動・体育の諸要因の検討. 徳島大学総合科学部人間科学研究, 30, 29-41.
上原 泉 (2022). “できる力”から“楽しむ力”を育てる時代へ ―子どもの遊びとナラティブ―. チャイルド・サイエンス,24, 66-70. (2022(令和4)年9月) (査読付き)
Uehara, I. (2021). Changes in children’s episodic narratives through long-term repeated recall: Longitudinal case studies. Japanese Psychological Research, 63(4), 250-264. https://doi.org/10.1111/jpr.12373 (査読付き)
Ishibashi, M., Twomey, K. E., Westermann, G., & Uehara, I. (2021). Children’s scale errors and object processing: early evidence for cross-cultural differences. Infant Behavior and Development, 65, November 2021, 101631.(査読付き)
Cheong, Y., & Uehara, I. (2021). Segmentation of rhythmic units in word speech by Japanese infants and toddlers. Frontiers in Psychology (2021年4月掲載予定)(査読付き)
Kawasaki, A., & Uehara, I. (2020). Cultural life scripts of Japanese adolescents. Applied Cognitive Psychology, 34, 357-371. https://doi.org/10.1002/acp.3621(査読付き)
上原 泉 (2020). 幼児期のエピソード記憶調査内の発話における過去形や時に関する言葉の使用. お茶の水女子大学人文科学研究,第16巻, 251-263. (学内査読付き)
川﨑采香・上原 泉 (2020).日本人中高生の男女が想起する重要な自伝的記憶の特徴. 認知心理学研究, 18(2), 25-40. (査読付き)
Ishibashi, M., & Uehara, I. (2020). The relationship between children’s scale error production and play patterns including pretend play. Frontiers in Psychology, 11: 1176.doi: 10.3389/fpsyg.2020.01776
(査読付き)
上原 泉 (2018). 発達段階をふまえて学ぶ意欲を高める. 児童心理7月号 特集「学ぶ意欲を高める」No.1059, Pp.17-22.(依頼論文)
屋沢 萌・上原 泉・御領 謙 (2017). 想起内容とその感情的側面からみた高齢者の自伝的記憶. 認知心理学研究, 14(2), 57-67. (査読付き)
上原 泉 (2017). 児童期以降の快-不快感情を伴う自伝的記憶―縦断的な事例データによる予備的検討―. お茶の水女子大学人文科学研究,第13巻,135-150.(学内査読付き)
Uehara, I. (2015). Developmental changes in memory-related linguistic skills and their relationship to episodic recall in children. PLoS ONE 10(9): e0137220. doi:10.1371/journal.pone.0137220 (査読付き)
http://journals.plos.org/plosone/article?id=10.1371/journal.pone.0137220
上原 泉 (2014). わが国の最近1年間における教育心理学の研究動向と展望 発達部門(乳・幼児) 乳幼児に関する研究の動向. 教育心理学年報,第53集,1-13. (依頼論文,査読付き)
上原 泉 (2014). 心的用語の理解と過去のエピソードの語りの発達的関係―縦断的な事例データによる予備的検討―. お茶の水女子大学人文科学研究,第10巻,111-121. (学内査読付き)
Uehara, I. (2013). Left-right and up-down mirror image confusion in 4-, 5- and 6-year-olds. Psychology, 4, 736-740. doi: 10.4236/psych.2013.410104. (査読付き)
http://www.scirp.org/journal/PaperInformation.aspx?PaperID=37819
上原 泉 (2012). 語りの文化差に関する検討―複数の予備的調査結果を踏まえて. 総合文化研究,Vol.14,32-54.
上原 泉 (2011). メタ記憶の発達に関する考察―概観と展望―. 東京外国語大学論集, 第82号,331-350.
上原 泉 (2010). 知的障害者における快-不快感情を伴う自伝的記憶―予備的検討―. 東京外国語大学論集,第81号,435-446.
上原 泉 (2009). 子どもの記憶. 日本児童研究所編(金子書房)「児童心理学の進歩」,Vol.48,2009年版,111-134.(依頼論文,査読付き)
上原 泉 (2008). 幼少期の自伝的記憶研究の課題―岩田論文へのコメント―. 心理学評論,51(1), 37-42.(依頼論文, 査読付き)
上原 泉・東 洋 (2007). 日本・中国・米国の学生が重視する主人公の特徴―中間報告―. 発達研究,21, 55-68.
上原 泉 (2006). 乳幼児の記憶能力の発達―4歳前後のエピソード記憶と他の認知能力の発達の視点から―. 心理学評論,49(2), 272-286. (査読付き)
上原 泉 (2006). 幼児の同年齢グループ内でのコミュニケーション:年齢比較.発達研究,20, 5-12.
Uehara, I. (2004). Developmental changes in consistency of preferential feeling for peers and objects around age four. Psychological Reports, 94, 335-347. (査読付き)
上原 泉 (2002). 幼児における「怖い」という言葉の理解―内面を表す言葉の理解とは?―.専修人文論集,71, 339-353.
Uehara, I. (2000). Transition from novelty to familiarity preference depending on recognition performance by four-year-olds. Psychological Reports, 87, 837-848. (査読付き)
Uehara, I. (2000). Differences in episodic memory between four- and five-year-olds: false information versus real experiences. Psychological Reports, 86, 745-755.(査読付き)
Uehara, I. (1999). Differences in recognition and preference among four- and five-year-olds on a tactile learning and visual test. Perceptual & Motor Skills, 89, 1029-1035. (1999(平成11)年12月)(査読付き)
上原 泉 (1998). 再認が可能になる時期とエピソード報告開始時期の関係―縦断的調査による事例報告―. 教育心理学研究,46, 271-279. (査読付き)1998年度城戸賞受賞論文
Uehara, I. (1998). No transfer of visuomotor learning of button-pressing from right to left hands in right handed four-year-olds. Perceptual & Motor Skills, 87, 1427-1440. (査読付き)
<書籍>
上原 泉 (2023). 2章 認知の発達 石井正子・坂上裕子(編著)「新 乳幼児発達心理学[第2版]:子どもがわかる 好きになる」 福村出版 Pp.15-40. (分担執筆)
上原 泉 (2021).2章 発達の二大理論と次にくる理論 ――ピアジェの発達段階説とヴィゴツキーの社会的相互作用説 「心理学:理論の楽しみと使い方/理論バトル」(繁桝算男編著) 新曜社 Pp.17-32. (分担執筆、2021(令和3)年9月)
上原 泉 (2021). Q26 A心の理論とASD Q&Aシリーズ「発達障害:LD, 発達性協調運動障害, チック障害編」お茶の水女子大学ヒューマンライフイノベーション開発研究機構 Pp.62-65.(同内容の一部をQ&Aシリーズ「発達障害:ASD編」P.53に抜粋掲載)(分担執筆、2021(令和3)年3月)
上原 泉 (2018). 8.心の発達 繁桝算男(編) 心理学概論 「公認心理師の基礎と実践」シリーズ 第2巻 遠見書房 Pp. 120-132.(分担執筆)
上原 泉 (2017). 3.発達研究の方法(Pp. 35-50)、4.乳児期の発達:知覚とコミュニケーション(Pp.51-66) 向田久美子(編著) 発達心理学概論 放送大学教育振興会(分担執筆)
上原 泉 (2017). 6.幼児期の発達:言葉と認知(Pp. 81-96)、8.児童期の発達:認知発達と学校教育(Pp.113-128) 向田久美子(編著) 発達心理学概論 放送大学教育振興会 (分担執筆)
上原 泉 (2015). 第1章 Q7子ども時代の思い出はどこまで正確なのですか? 兵藤宗吉・野内類(編著) Q&A心理学入門 ナカニシヤ出版 Pp. 82-91. (分担執筆)
上原 泉 (2013). 第Ⅳ部27 記憶の発達 第Ⅳ部 記憶・知識(太田信夫・伊東裕司・齊藤智編著) 認知心理学ハンドブック(日本認知心理学会編) 有斐閣 Pp. 176-177. (分担執筆)
上原 泉 (2012). 11章 子どもにとっての幼少期の思い出 清水由紀・林創(編著) 他者とかかわる心の発達心理学 金子書房 Pp. 183-196. (分担執筆)
上原 泉 (2008). 第Ⅰ部 自伝的記憶研究の方法 4章 自伝的記憶の発達と縦断的研究 佐藤浩一・越智啓太・下島裕美(編著) 自伝的記憶の心理学 北大路書房 Pp. 47-58. (分担執筆)
上原 泉 (2008). 第Ⅰ部 私が生まれるところ 2章 思い出の始まり―初期のエピソード. 仲真紀子(編著) シリーズ:自己心理学 第4巻 認知心理学へのアプローチ 金子書房 Pp. 30-46. (分担執筆)
上原 泉 (2008). 第1部 乳・幼児の記憶 3章 エピソード記憶・意味記憶.太田信夫・多鹿秀継(編著) 記憶の生涯発達心理学 北大路書房 Pp. 31-37. (分担執筆)
上原 泉 (2008). 第1部 乳・幼児の記憶 2章 短期記憶・ワーキングメモリ.太田信夫・多鹿秀継(編著) 記憶の生涯発達心理学 北大路書房 Pp. 21-30. (分担執筆)
上原 泉 (2006). 6部「発達と記憶」第1章 赤ちゃんのときのことを覚えていますか?―乳幼児期の記憶―.太田信夫(編) 記憶の心理学と現代社会 有斐閣 Pp. 253-262. (分担執筆)
上原 泉 (2004). 2-1 乳児期の記憶.杉村伸一郎・坂田陽子(編) 実験で学ぶ発達心理学 ナカニシヤ出版 Pp. 44-51. (分担執筆)
上原 泉 (2003). 第II部 発達―記憶,心の理解に重点をおいて―.月本洋・上原泉著 想像:心と身体の接点 ナカニシヤ出版 Pp.117-182. (共著)
<その他:学会発表(2018年以降)>
上原泉・池谷裕二 (2024). 小学校低学年児童のオンライン志向に関わる要因の探索的検討―ADHD傾向、退屈度合、集中度合、親の特性との関係―. 第32回日本健康教育学会学術大会(7月6日-7月7日),長野県立大学(7月7日ポスター発表)
張天依・上原泉・池谷裕二 (2024). 小学生の父母と子どもにおける退屈・ADHD度合いを含む諸要因の関係性の検討. 日本薬学会第144年会(3月28日-3月31日),パシフィコ横浜(3月31日ポスター発表)
趙思宇・上原泉 (2024). 日中の小学生における語彙力、実行機能と「退屈」の関連. 第19回 日本発達心理学会第35回大会(3月6日-8日),大阪国際交流センター(3月6日ポスター発表)
上原泉・鄭牙源・川﨑采香 (2023). 現在と過去の「自己」を拡張させていく発達過程―児童と高齢者の作文に現れる特徴―. 第19回 日本子ども学会学術集会(9月23日-24日),白百合女子大学(9月23日ポスター発表)最優秀発表賞受賞
Zhao, S., & Uehara, I. (2023). Does Bilingualism Affect Children's Executive Function? . Paper presented at The 15th Biennial Conference of the Asian Association of Social Psychology, Hong Kong, The Educational University of Hong Kong, on July 15th, 11:50-13:00 (July 13rd-July 15th, 2023)(フラッシュトーク+ポスター発表)
Uehara, I. (2022). Generational differences in the degree to which we evoke the current and past
periods when recalling the past and imaging the future. International Symposium on Chronogenesis: How the Mind Generates Time. Bankoku Shinryokan,Summit Hall, Okinawa, Japan, on November 23-24, 2022. Abstrats of the Symposium, p.34. (Oral presentation, 20 minutes)
小澤怜奈・上原泉・甲田宗良 (2022). セルフコンパッションに影響する運動・体育の諸要因の検討. 日本認知・行動療法学会第48回大会 (2022/10/1-10/2、オンデマンド9/30-11/14) 宮崎大学、シーガイアコンベンションセンター(2022年10月ポスター発表)
上原 泉 (2022). 幼少期の自伝的記憶の変遷過程:変容、復活した事例の紹介.日本心理学会第86回大会,日本大学.公募シンポジウム「SS-041日常記憶研究の新展開」(山本晃輔企画代表; 企画・指定討論:清水寛之; 企画・司会:槙 洋一)内で発表.(2022(令和4)年9月8―11日、オンデマンド9月12日―10月31日)(オンデマンド口頭発表、公募シンポジウム)
鄭 牙源・上原泉 (2022). 幼児における感情理解と心の理論および実行機能との関連. 日本心理学会第86回大会,日本大学.(2022(令和4)年9月8―11日、9月10日ポスター発表、オンデマンド掲示9月12日―10月31日)
谷口巴・上原泉・川﨑采香・浅原正幸・酒井裕・越智綾子・小林一郎 (2022). トピックモデルを用いた年代別作文の時間に関する認識の分析. 言語処理学第28回年次大会, アクトシティ浜松 コングレスセンター(オンライン開催), サイトに要旨公開(2022/4~)6ページ要旨, 2022 3月14日(月)-3月18日(金).(3月17日ポスター発表)
張海妹・上原泉 (2022). 児童期における母子で共に経験した出来事の記憶内容.日本発達心理学会第33回大会,東京学芸大学(オンライン開催), 第33回大会発表論文集CD-ROM内1ページ要旨, 2022年3月5日(土)-3月7日(月).(3月7日フラッシュトーク+ポスター発表)
上原 泉 (2021). 出来事内容の記憶変容に伴い経験時点に関する記憶も変容した事例.日本基礎心理学会第40回大会,大阪大学(オンライン開催), 2021年12月3日(金)-12月5日(日).(12月5日ポスター発表)
浅原正幸・川﨑采香・上原 泉・酒井 裕・須藤百香・小林一郎 (2021). 「過去」「未来」を主題にした作文の文体分析. 日本語学会2021年度秋季大会(オンライン開催), 2021年10月30日(土)-10月31日(日).(10月30日口頭発表)
上原 泉・川﨑采香 (2019). 小学4年生における過去の楽しい出来事と将来経験すると予想する楽しい出来事:予備的検討. 日本心理学会第83回大会, 立命館大学総合心理学部. 第83回大会発表論文集,646.(9月ポスター発表)
Kawasaki, A., & Uehara, I. (2019). Autobiographical memory in young and middle-aged adult Japanese men and women. Paper presented at the 19th European Conference on Developmental Psychology, Athens. Abstracts of The XIIIth European Conference on Developmental Psychology are in CD-ROM. 2019.8.29-9.1. (Poster presentation)
石橋美香子・上原 泉 (2019). 幼児期のスケールエラー:ふり,言語能力の発達的変化.日本赤ちゃん学会第19回学術学会,聖心女子大学.2019年7月6日(土)-7月7日(日).(7月ポスター発表)
Ishibashi, M., Twomey, K. E., Westermann, G., & Uehara, I. (2019). The relationship between children’s scale errors and cultural differences. The Society for Research in Child Development (SRCD) Biennial Meeting in Baltimore, U.S.A, The Baltimore Convention Center. (Poster presentation) (March 2019)
鄭 軟姝・上原 泉 (2019). 乳幼児はモーラ音声をどう区切って聞いているのか.日本発達心理学会第30回大会,早稲田大学.第30回大会発表論文集CD-ROM内1ページ分。(3月17日ポスター発表)
鄭 牙源・上原 泉 (2018). 幼児の他者感情理解と感情的視点取得の発達. 日本心理学会第82回大会, 仙台国際センター. 第82回大会発表論文集,770. (9月ポスター発表)
川﨑采香・上原 泉 (2018). 日本人大学生のライフ・スクリプトの特徴と自伝的記憶からの影響についての検討. 日本心理学会第82回大会, 仙台国際センター. 第82回大会発表論文集,630.(9月ポスター発表)
上原 泉 (2018). 幼児期における過去形や時に関する言葉の使用:少人数の縦断的な発話データによる予備的検討. 日本心理学会第82回大会, 仙台国際センター. 第82回大会発表論文集,858.(9月ポスター発表)
Uehara, I. (2018). Developmental changes in amount of episodic recall during the period until 6-8 years of age: An examination by longitudinal case studies. Paper presented at 2nd International Conference of CRN Child Science Exchange Program in Asia, Tokyo. (Poster presentation) (March17- 18, 2018)
<その他:シンポジウム・ワークショップ・研究会発表、講演、コラム等(2003年以降)>
上原 泉 (2022). 書評「アン・M・クリアリー他編『記憶現象の心理学』北大路書房」 図書新聞3569号(2022年12月3日号)、4面(2000字程度).
上原 泉 (2022). 新たな『発達心理学研究』のキーワードは、「多様性」と「持続性」です. 発達心理学研究, 33(3). (『発達心理学研究』編集委員長として、新審査・編集方針移行に際する巻頭言)
上原 泉 (2021). オンライン型研究・縦断発達データベースへの期待と課題. ライブデータベース部会企画ラウンドテーブル「オンライン型縦断発達データベースの開発」(企画者―加藤正晴).指定討論者. 日本赤ちゃん学会第21回大会, 慶應大学(オンライン開催). (6月13日)
上原 泉 (2021). 想像とふり遊び―楽しい時間を作る―. 真生幼稚園研修会 Zoomでのオンライン講演1時間半、質疑応答30分.2021年2月.
上原 泉 (2020). 「子どもにおけるナラティブと遊び」(日本理論心理学会理事会企画「統一テーマ:心理学理論の楽しみと有用性」内,オンデマンドビデオ講演).日本理論心理学会第66回大会,帝京大学,オンライン開催,2020年12月7日
(月)-12月20日(日).
上原 泉 (2019). 心の時間 副島正幸(編著) あゆみ―真生幼稚園の子どもたち―. 学校法人 真生学園 真生幼稚園発行,佐賀プリンティング制作,Pp.271-275.
上原 泉 (2019). 公募シンポジウムSS-040「「思い出」を科学する―自伝的記憶の研究の現在と未来3―」(企画者―山本晃輔・槙洋一・瀧川真也).指定討論者.日本心理学会第83回大会,立命館大学.
上原 泉(2016~2019). 「高学年における『てつがくすること』―発達心理学の視点から―」 お茶の水女子大学附属小学校 高学年「てつがく」共同研究業務(毎年7月~2月)と2月の教育実践指導研究会での共同発表.
上原 泉 (2016). ラウンドテーブル「記憶と学びの生涯発達から見る発達研究(3)―児童・成人・高齢者の記憶―」(企画者―鍋田智広・山本晃輔).指定討論者.日本発達心理学会第27回大会,北海道大学.
上原 泉 (2014). 自伝的記憶の発達と変遷過程の検討―生涯発達の解明を目指して―.日本理論心理学会第60回大会,お茶の水女子大学.公開シンポジウムⅠ「発達過程を調べる―縦断的手法による検討―」(上原泉 大会委員長 企画)内で発表.第60回大会発表要旨集,12-13.
上原 泉 (2014). 幼児の過去の語りとデジタル化,アナログ化の処理過程. 日本発達心理学会第25回大会,京都大学.ラウンドテーブル「認知発達におけるデジタルとアナログ(3)
―幼児の記憶―」(山名裕子・杉村伸一郎企画)内で発表.第25回大会発表論文集,74.
上原 泉 (2013). 記憶を追う―幼少期からの縦断研究 小特集『縦断的研究のコツ』 心理学ワールド, 62, Pp.23-24. (2013(平成25)年7月).
上原 泉 (2012). 幼児期の自伝的記憶とメタ記憶の発達. 日本教育心理学会第54回大会,琉球大学.第54回大会発表論文集,820-821内(820に掲載).自主企画シンポジウムA3「記憶発達研究の教育への貢献―子どもの学習支援に関する基礎研究からの示唆―」(豊田弘司・橋本憲尚企画)内で発表.
上原 泉 (2011). 人や自然とのふれあい 副島正幸(編著) あゆみ―真生幼稚園の子どもたち―. 学校法人 真生学園 真生幼稚園発行,佐賀プリンティング制作,Pp.166.
上原 泉 (2011). 初期のエピソード記憶形成と言語表出. 日本心理学会第75回大会,日本大学.ワークショップ「人の語彙システム研究の多面的アプローチ(2)―意味のコーディングを考える―」(佐久間尚子・呉田陽一企画)内で発表.
平岡亜弥子・上原 泉 (2011). 「いのち」を大切にし,「こころ」を育む保育をめざして. 第2回幼児教育実践学会((財)全日本私立幼稚園幼児教育研究機構主催),追手門学院小学校(大阪市).(平岡亜弥子先生の発表後,40分の発表,質疑への応答)
上原 泉 (2011). 分科会演題「いのちとこころ」. 佐賀県私立幼稚園連合会主催 夏季教師研修会(社団法人佐賀県私立幼稚園連合会主催),佐賀市グランデはがくれ.(平岡亜弥子先生の40分の発表後,50分の思いやりと共感の発達に関する発表,参加者からの質疑へのコメント)
上原 泉 (2011). 人生をこころ豊かに生きる―思い出や感情の共有と生涯発達―. 潮音寺・副島正幸先生 主催,佐賀市,講演(50分の話題提供)
上原 泉 (2010). 「見る」「聞く」の経験が記憶を育む(インタビュー記事). AERA with Baby, 2010年4月号,Pp.46-47.
上原 泉 (2010). メタ記憶の発達に関わる要因―初期の記憶と言語発達の視点から―.日本心理学会第74回大会,大阪大学.ワークショップ「認知的メタプロセスの進化と発達」(藤田和生企画)内で発表.
上原 泉 (2008). 自伝的記憶が形成される時期の検討:幼少期の過去の語りとその変遷過程.リレー講演「自伝的記憶の発達」(大会主催:石王敦子・落合正行 企画)内での発表.日本発達心理学会第19回大会,大阪国際会議場.第19回大会発表論文集,109.(大会企画の講演)
上原 泉 (2007). エピソード記憶・自伝的記憶の発達の検討. 乳幼児発達研究会10月定例会.白百合女子大学.(2時間半話題提供と30分の討論)
上原 泉 (2007). 自伝的記憶とナラティブ(語り)の発達.自主シンポジウム「ナラティブの発達と支援(2)―ナラティブを捉える包括的な観点」(長崎勤企画)内での発表.日本発達心理学会第18回大会,大宮ソニックシティ.第18回大会発表論文集,198.
上原 泉 (2006). 4歳前後のエピソード記憶と他の認知能力の発達. 第4回埼玉工業大学若手研究フォーラム2006「人にやさしい社会を築く科学と技術」.埼玉工業大学. 論文集,16-17.(40分話題提供,質疑応答5分程度)
上原 泉・東 洋 (2006). 人についての物語で何が重要か:日中比較.自主シンポジウム「行為・出来事の記述における文化的バイアスの形成」(東洋企画)内での発表.日本発達心理学会第17回大会,九州大学.第17回大会発表論文集,175.
上原 泉 (2005). 幼児期のエピソード記憶と記憶の発達:縦断的方法と横断的方法による検討. お茶の水女子大学21世紀COEプログラム「誕生から死までの人間発達科学」プロジェクトⅠ 第14回セミナー 「脳科学と心の発達」「人は出来事をどのように記憶し想起するか―幼児期~老年期までの想起のメカニズム―」.お茶の水女子大学.(90分話題提供と1時間の全体討論)
Uehara, I. (2003). Longitudinal case studies on episodic memory. 2003年度国際ワークショップ(発達心理学会,(財)発達科学研究教育センターとの共催)「認知発達における言語の果たすべき役割」内での発表(Oral presentation
in English). (財)発達科学研究教育センター. (2003(平成15)年8月)(20分話題提供,10分質疑応答)
屋沢萌・上原泉・御領謙 (2017). 想起内容とその感情的側面からみた高齢者の自伝的記憶. 認知心理学研究, 14, 57-67.
屋沢萌 (2016). 大学生の自伝的記憶における感情と出来事の内容. 人間文化創成科学論叢, 19, 225-233.
屋沢萌・上原泉(2015). 出来事カテゴリ単語を手がかりとし て想起した若年者の自伝的記憶と自己の関連. 日本認知心理学会第13回大会,東京, 7月(ポスター発表)
屋沢萌・上原泉・御領謙(2014).出来事の特性からみた高齢者の自伝的記憶の体制化―出来事カテゴリ単語を用いた検討―.日本理論心理学会第60回大会,東京.9月.(口頭発表)
屋沢萌・上原泉・御領謙(2014).大学生の自伝的記憶における感情の変化および内容の特性.日本心理学会第78回大会,京都.9月.(ポスター発表)
屋沢萌・上原泉・御領謙 (2014). 想起された出来事の感情価からみた高齢者の自伝的記憶におけるレミニセンス・バンプの特性. 日本発達心理学会第25回大会,京都.3月.(ポスター発表)
卒業生 屋沢萌
Ph.D 石橋美香子
Ishibashi, M (2017) Children's scale error and categorical understanding, Lancaster university (A dissertation of MSc in Developmental psychology)
http://www.lucid.ac.uk/news-and-events/blogs/understanding-children-s-scale-errors/
Ishibashi, M., & Moriguchi, Y. (2017). Understanding why children commit scale errors: Scale error and its relation to action planning and inhibitory control, and the concept of size. Frontiers in Psychology, 8.
Ishibashi, M and Uehara, I (2017) Children’s scale errors: its relationship to semantic knowledge and pretending behaviors. Lancaster International Conference on Infant and Early Child Development, Lancaster (Aug 23-25, 2017, England) Poster presentation
石橋・上原(2016). スケールエラーとふり遊びの関係 ラウンドテーブル企画「空想遊びの発達と広がり―子どもたちの“ゆらぎ”に注目して―」. 日本発達心理学会第27回大会,北海道大学(口頭発表)
石橋・森口(2015). 幼児におけるスケールエラー –スケールエラーは対象の大きさを理解していないことに起因するのか?‐ . 日本発達心理学会第26回大会,東京大学(ポスター発表)
石橋・森口(2015). 幼児におけるスケールエラー ‐知覚・概念・アクションプランに着目して‐ RT-3 若手研究者の基礎研究から考える赤ちゃんの脳と心. 日本赤ちゃん学会第15回学術集会.(口頭発表)
Moriguchi, Y., Sakata, Y., Ishibashi, M., & Ishikawa, Y. (2015). Teaching others rule-use improves executive function and prefrontal activations in young children. Frontiers in psychology, 6.
Moriguchi, Y., Shinohara, I., & Ishibashi, M. (2015). Agent Perception in Children with and Without Imaginary Companions. Infant and Child Development.
<論文>
Kawasaki, A., & Uehara, I. (2020). Cultural life scripts of Japanese adolescents. Applied Cognitive Psychology, 34, 357-371. https://doi.org/10.1002/acp.3621(査読付き)
川﨑采香・上原泉(2020). 日本人中高生の男女が想起する重要な自伝的記憶の特徴 認知心理学研究,18,25-40.(査読付き)
川﨑采香 (2018). 日本人女子中高生と女子大学生のライフスクリプトに関する検討 お茶の水女子大学人間文化創成科学論叢,21,165-173.(学内査読付き)
<その他:シンポジウム・ワークショップ・研究会発表、講演、コラム等>
【口頭発表】
山本 晃輔・槙 洋一・瀧川 真也・川﨑 采香・池田 和浩・野村 信威・下島 裕美・清水 寛之(2020).「思い出」を科学する―自伝的記憶研究の現在と未来4― 日本心理学会第84回大会.
川﨑 采香・上原 泉(2014).思春期から青年期にかけての自伝的記憶とライフスクリプトの発達過程について 日本理論心理学会第60回大会.
【ポスター発表】
Kawasaki, A. & Uehara, I. (2019) Autobiographical memory in young and middle-aged adult Japanese men and women. 19th European Conference on Developmental Psychology,592. (Greece)
川﨑 采香・上原 泉(2019).大学生と中高年が想像する将来の出来事に関する検討 新学術領域研究「時間生成学-時を生み出すこころの仕組み」第1回領域会議
川﨑 采香・佐久間 尚子・大神 優子・鈴木 宏幸・藤原 佳典(2019).健常高齢者の日常記憶の縦断的研究(1) RBMT「物語」の再生内容における10年目の変化 日本認知心理学会第17回大会.
佐久間 尚子・川﨑 采香・大神 優子・鈴木 宏幸・藤原 佳典(2019).健常高齢者の日常記憶の縦断的研究(2) 物語の再生成績と記憶の自己評価との関係 日本認知心理学会第17回大会.
上原 泉・川﨑 采香(2019).小学4年生における過去の楽しい出来事と将来経験すると予想する楽しい出来事 日本心理学会第83回大会.
川﨑 采香・上原 泉(2018).日本人大学生のライフ・スクリプトの特徴と自伝的記憶からの影響についての検討 日本心理学会第82回大会.
川﨑 采香・上原 泉(2017).日本人中高生男女の自伝的記憶に関する検討 日本発達心理学会第28回大会発表論文集,176.
佐久間 尚子・鈴木 宏幸・小川 将・屋沢 萌・川﨑 采香・大神 優子(2017).アクティブ高齢者における10年間の追跡研究(1)認知機能の加齢変化 日本心理学会第81回大会発表論文集,604.
鈴木 宏幸・佐久間 尚子・小川 将・屋沢 萌・川﨑 采香・大神 優子(2017).アクティブ高齢者における10年間の追跡研究(2)語想起課題の生成時間に着目した検討 日本心理学会第81回大会発表論文集,605.
川﨑 采香・佐久間 尚子・大神 優子・屋沢 萌・鈴木 宏幸・小川 将(2017).アクティブ高齢者における10年間の追跡研究(3)RBMT「物語の記憶」の1年目と10年目の比較 日本心理学会第81回大会発表論文集,606.
屋沢 萌・佐久間 尚子・鈴木 宏幸・小川 将・川﨑 采香・大神 優子(2017).アクティブ高齢者における10年間の追跡研究(4)老いの意識に関するpilot study 日本心理学会第81回大会発表論文集,607.
川﨑 采香・上原 泉(2015).日本の中高生のライフ・スクリプトに関する予備的検討 日本心理学会第79回大会発表論文集,974.
Ph.D 川﨑采香
D3 鄭 軟姝
Cheong, Yeonju & Uehara, Izumi(2016). An examination of Japanese infants’ perception of morae as speech sounds. The 31th International Congress of Psychology.(Poster Presentation)
鄭ヨンジュ⋅関戸英紀(2011).自閉症児に対する共同行為ルーティンを用いた要求言語行動の指導-要求言語行動の分化と表出の形成を中心に-.日本特殊教育学会第49回大会.(ポスター発表)
鄭ヨンジュ(2011).自閉症児に対する共同行為ルーティンを用いた他物品要求言語行動の形成-「ちがう」
の表出の形成を中心に-.日本発達障害支援システム学会第10回大会.(ポスター発表)
D3 張 海妹
新学術領域研究「時間生成学」2019年度第1回領域会議
D3 趙 思宇
趙 思宇・上 原泉(2024). 日中の小学生における語彙力、実行機能と「退屈」の関連 ―探索的検討― .日本発達心理学会第35回大会(ポスター発表)
Zhao, S., & Uehara, I. (2023). Does Bilingualism Affect Children's Executive Function? . Paper presented at The 15th Biennial Conference of the Asian Association of Social Psychology, Hong Kong, The Educational University of Hong Kong, on July 15th, 11:50-13:00 (July 13rd-July 15th, 2023)(フラッシュトーク+ポスター発表)